2024年09月16日

MyJCB サイトへの一抹の不安

最近、久しぶりに実家から MyJCB のサイトにアクセスした。その際、ちょっと気になることがあって問合せを行ったのだが、その回答が、「これはいかがした物か?」という印象の物だったという、そういうお話しです。

もともと、いつもと違う場所からのサイトだったため、秘密の合い言葉をふくめ、いろいろと問いただされました。
まあ、いまだに「秘密の合い言葉」なんて使っていて、このサイトは大丈夫か? という疑念を別にすれば、これは当然の処置でしょう。
この段階では、なにも苦情を言うつもりはありません。

で、すすんでいくうちに、「カードの有効期限とセキュリティコード」の入力を求められました。
もちろん、これも、問題ありません。

が、実は、ここでまず私の方がちょっとミスをしました。
ミスをしたまま、「OK」をクリックするとエラーメッセージが。

> セキュリティコードが間違っています

そして、ご丁寧に、入力した有効期限はそのままで、セキュリティコード部分が「消えた」状態の画面が表示されます。
さあ、ここで、普通の人は何をするでしょうか?
私も普通の人なので、セキュリティコードを再入力しました。
そして、3回ほど「セキュリティコードが間違っています」を繰り返した後、別のことに気づきます。
「有効期限が一桁の時は、頭のゼロをつけてください」

実際に、有効期限の「月」が一桁だったので、0をつけ忘れていたのです。
で、0をつけたら、「OK」でした。
が、してみると、この「セキュリティコードが間違っています」というエラーメッセージは誠に不適切ですよね。

そこで、「有効期限とセキュリティコードを同時に求める画面のエラー処理がおかしいですよ」と、問い合わせをしました。
と、その回答が……

> お問い合わせ内容からはお客様を特定できず、
> 該当の画面や事象を特定できず、ご案内が難しい状況です。
> そのため、お電話でカード番号やご本人様確認事項、
> 状況をお伺いしたく存じます。
> お手数をおかけしますが、カード裏面に記載の発行会社まで
> ご本人様よりお電話でお問い合わせください。

いやいや、「有効期限とセキュリティコードを同時に求める画面のエラー処理がおかしい」のは、アカウントに依存しているのでしょうか?
そこで、2回目の質問では、要求を具体的な形で、
1) 御社 My JCB サイトにおいて、同じページで「カードの有効期限とセキュリティコード」の入力を要求する部分をリストアップしてください。
2) そのページで以下の情報を入力したときに、どのようなエラーメッセージが出力されるか確認してください。
 ・有効期限の「月」を、9 と入力(先行の0がないためフォーマットエラー)
 ・有効期限の「年」を正しく、26と入力
 ・セキュリティコードを正しく入力
3) その際、出力されたエラーメッセージは、「セキュリティコードが誤り」という趣旨でした。
4) さらに、入力した情報の内、セキュリティコード「だけ」がクリアされた画面が表示されました。
5) このエラーメッセージならびに、再入力を促す画面について是非を判断してください。
と、リストアップしました。

さらにその回答では、「いつもと違う場所からのアクセスであれば、『秘密の合い言葉』の画面ですが、(ここまでは正しい)そこでは、カードの有効期限とセキュリティコードを求めません」と、ご丁寧に

<「秘密の合い言葉」について>
https://www.jcb.co.jp/myjcb/pop/secret-qa.html

という説明までつけてくださいましたが……が、「登録画面」のつぎが、「確認画面」となっていて、その、「画面例」には、「有効期限とセキュリティコードを求める」画面が紹介されています。
少なくとも、一般的には、確認画面として出てくる画面ですね……と、自ら暴露と。

いずれにしても、普通に Webを管理していれば、「カードの有効期限とセキュリティコードを求める画面でのエラー処理がおかしい」だけで、対応はできるのではないかなと思います。
万一、「セキュリティコードを求める画面で、処理の不手際からセキュリティコードが漏洩する恐れがある」なんて事態に、「お客様のアカウントがわからないと対処できません」なんて言っている余裕はないはず。

結局、「なんか、ポイントがおかしいです」のような、「アカウントに依存した」問合せと、「有効期限の頭のゼロをつけなかった場合のエラーメッセージが変です」というWebシステムに関する問合せの区別もつかず、「かくかくしかじかの画面」も探すことができない。

こんな管理で大丈夫か? と、少々不安になった次第です。

posted by 麻野なぎ at 16:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

「個人情報保護」という言い訳――四天王寺中学・「立学の精神の賞」疑惑を巡って

知っている人は知っている……というお話しではあるのだが、この世の中に、四天王寺中学卒業時に、「立学の精神の賞」なるものを受賞したと称している人が、ひとりだけ存在する。
ほかにこの賞に触れている人が皆無だったりもあり、どうも、存在しない賞のようなのだが、当人はこの賞を受賞したことがかなりのお気に入りのようだ。

実際に、この人の「著作」なる物も存在していて、
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784883921614
https://books.rakuten.co.jp/rb/9854500/
では、著者紹介(もっとも、書籍に記載した内容をそのまま書いたも)でも、しっかり、「四天王寺中学校卒業時、立学の精神の賞を授与」と書かれている。
さて、もしも、存在しない賞だとしたらこれは、特に、第三者のWebに受賞記録として明記されているのは問題ではなかろうか?
ということで、かなり時間が経っているのではあるが、当の四天王寺中学にメールで問合せをしてみた。
趣旨は、

> さて、四天王寺中学校には、卒業時に授与される「立学の精神の賞」なるものが存在
> していた事があるのでしょうか?
> そちら様に問合せを行った、数人の方からは、「そのような賞は存在しなかった」と
> いうお話も伺っています。が、それぞれに、そちら様からの直接の回答を開示される
> 方はおらず、今一度確認をいたしたくなった次第です。

そして、過去「回答を開示されたくない」ということも聞いていたので、上記のwebを紹介した上で、

> これは、そちら様に対しては、詐称に等しいのではないかと思います。
> さらに、当人は、「この賞はあります。疑うなら、ちゃんと学校に確認してください」
> とまで言い切ります。

> そこで、本件、「立学の精神の賞」の存在有無について、ご回答をいただければうれし
> いのですが、その回答を開示するのは困るという場合、そちら様のWebの「お知らせ」
> 等の一部にでも、「本学から『立学の精神の賞』を授与されたという者がいるが、本学
> はそのような物を授与したことはない(例文)」のような文言をお書きになるというの
> はいかがでしょうか?

という提案もしたのでした。
そして、その回答は、
info-stnnj@shitennoji.ed.jp からの、Wed, 28 Aug 2024 01:18:59 +0000 に書かれた、
Message-ID:
のメールによれば、

> 本校といたしましては、卒業生・在校生に関する記録等については、
> 個人情報の観点から一切お伝えいたしかねます。

ということでした。
「誰それは受賞したことがあったか?」とか、「受賞したのは誰か?」という質問であれば、個人情報の観点がともいえるでしょう。
しかし、「その賞は実在するのか否か?」が、どのように、「個人情報の観点」なのでしょう?

その点については、再度、

> しかしながら、本質的には「四天王寺中学における、『立学の精神の賞』の存在有無」について
> お伺いしたものです。

> この、特定の賞の存在有無が、「卒業生・在校生に関する記録」であるとは到底思えません。
> どなたがこの受賞したのかとか、だれそれが、賞を受賞したのかと問うたのでは、なく、単純に
> 賞の存在有無をお伺いしたに過ぎないのですが。

と問い合わせても、回答はありませんでした。

結果的に、
・Webで紹介された人物は、実際の卒業生であることを否定しない
・そして、その人物が、「立学の精神の賞」なるものを受賞したことを否定しない。
・結果的に、紹介した web に書かれていたことも、学校としては何ら不都合ではない。

ということになるわけですが。
これほどまでに
「本校といたしましては、卒業生・在校生に関する記録等については、個人情報の観点から一切お伝えいたしかねます」
というのは、回答を断る協力な「駒」になってしまったのでしょうか?

posted by 麻野なぎ at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

2024年08月20日

パスワード入力に「コピペ」を!


最近、いくつのかのサイトで登録を行った。
その中で、今でもパスワード入力の際にいわゆる、「コピペ」を禁止しているサイトがある。
サイトの運営者としては、セキュリティに気を遣っているという姿勢を見せたいのかなと思う。

しかしである、コピペ禁止ということは、パスワード設定の際には、手入力せよということでもある。
※大抵は、2回(1回は確認用)入力で、1回目はコピペ可能であるようだが。

そこで、あなたは、
bBD4cN5waP5phY0dYJ4fX6eYW7rgUV9c
というパスワード(パスワードジェネレータで作った32桁のパスワード(もちろん、わたしには記憶できない)
をパスワードどして採用しようと思うだろうか?

多分、pass1234 のような、「簡単に入力できる」パスワードにしてしまうだろう。
さて、どちらのほうが、強いパスワードを使ってもらえる可能性が高いだろうか?

というわけで、わたしは、登録の際にパスワード入力が「コピペ禁止」のサイトは、セキュリティ意識が「変だ」と認識することにしている。

では、登録時に単純なパスワードを使い、即座に、複雑なパスワードに変更するのはどうだろうか?
これも、サイトによりけりで、
・パスワード変更の時にはコピペOK
・パスワード変更の時にもコピペ禁止
これも、両方が存在していたのであった。

posted by 麻野なぎ at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

2023年12月10日

節気さん Bot(月齢君+節気さん)復活大作戦

【動き出すまで】

以前、Twitter で、節気さんシリーズというBotを動かしていました。
ただ、これは、Twitter側から何度もSPAM認定されてしまい、そのたびに、運営側に説明するのに疲れて 2021年5月に停止しました。

このたび、Misskey で再稼働の運びとなりました。
@sekki_getsurei@misskey-square.net
です。

実は、Twitter のアカウント自体も継続するか削除するかの迷いもあったりしました。
で、そうこうするうちに Misskey に出会いました。
※発端は、「通信用語の基礎知識」(https://www.wdic.org)さんが、misskey.io にいますとお書きになっていたのがきっかけ。

そういうわけで、いったんは misskey.io に登録したものの、その後、様々なサーバーを眺めつつ、一ヶ月ほどで、misskey-square.net に移動しました。
そこでまあ、APIを眺めてみると、「これはBot動かせそう」という結論となり、早速トライしました。

で、一番の壁は、技術的な難しさではなく、「24時間稼働しているパソコンをどう確保するか?」でした。
Twitter 時代は、2万円のWindowsパソコンが遊んでいたので、それを使っていましたし、一時、さくらの VPS のお世話になったこともあります。

が、私の場合、Bot本体(特に、天文計算の部分)が、Windows 上の C++Builder に、というか、その、独自のライブラリに大きく依存しています。
※具体的には、日時(TDateTime)と文字列処理(AnsiString)。
このため、VPSを使うにも、「Windows ベース」のVPSが必要で、1,000円/月で使えるサービスはありませんでした。
Botのためだけに、これはちょっと困る。

当時あった、2万円のパソコンも、今では動作が非常に不安定。

というわけで、常時稼働のパソコンが最初の壁でした。
そこで、改めて周りを見渡すと……あったのです。IFTTTのサーバーが(おいおい)
IFTTTのサーバーは(当然ながら)24間稼働ですし、IFTTTのアプレット稼働トリガとして、「毎時間」というのがあります。
これを使う方法で「常時稼働のパソコン」を手に入れました。

つまり、もともと、C++Builder で作っていたBotのプログラムで、一定期間(実際には、月齢君は 28日、節気さんは、180日)の出力リストを作成します。
このリストに、出力すべき、年・月・日・時間(時間は、月齢君のみ)をセットにして、IFTTT のフィルターに書いておきます。
毎時間毎に IFTTT のアプレットが稼働しますので、そのときの時刻を確認して、出力すべきデータがあれば出力すると、そういう単純なフィルタを作成しました。

Misskeyへの出力は、IFTTT の That に Misskeyはないので、ちょっと悩みましたが、IFTTT の WebHoch を使えば、簡単に実装できることがわかりました。
これで、Misskey で実現する Bot の基本部分が完成しました。

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【Misskey 上でのあれこれ】

ここで、基本動作はできるようになったのですが、特に、「月齢君」では、月相を絵で表示したいという思いが強くなりました。
Twitter時代に画像は持っていたので、これを、Noteとともに表示することにします。

が、ここで、また、壁が。
Misskey API によれば、メッセージ内容(text)とともに、画像の FileId を送信すれば、その画像を表示してくれるとなっています。
が、この、FileId を私はどうしても探し出すことができませんでした。
で、再度、API を眺めて、画像情報を入手できそうなエントリーを探してそれを試すと、めでたく FileId を入手することができました。

これで、目的は果たせましたが、画像は画像として表示するように、クライアントが最適化されているらしく、わずかな月相を表示するには大きすぎる。
というわけで、画像はやめて、Misskey が誇る「カスタム絵文字」として表示するようにしました。

これで、目的を達成できました。

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【画像の著作権問題】

上記で、あっさりと、「Twitter時代に画像は持っていたので」と書きました。
実際、Twitter 時代の月相画像は、三日月の画像を加工して、新月〜満月 を作成したりで、いわば、画像改変を行っていました。
ので、当然、この段階では、改変を含めた利用許可をいただいていました。

が、前述したとおり、Twitter の Bot を削除した時点で、「もう(公開する形では)使わないだろう」ということで、連絡先をなくしてしまっていたのでした。
(大変失礼なことではありますが)

画像を絵文字にする段階で、「著作権はクリアしていますか?」ということがあり、あらためて、
・Misskey での使用許諾は(多分)いただいていない
・そもそも、連絡先なくしてしまった
ということで、自作の画像に差し替えたという事件もありました。

まあ、今から見ると、単にまるを削っただけの「月の絵」と、星が加わったオリジナル画像では、オリジナル画像の方がきれいだななどと思ったりしています。

以上、あれこれありましたが、本日(2023/12/10)Misskey における、Bot 正式スタートとなりました。
めでたし、めでたし。

2022年05月27日

realforce のキーマップをいじる(テンキーモード)



さて、先の記事
http://koko.axis.blue/article/189563046.html

で、
> この周辺のキーをテンキーにするという(これもよくある)割当もできるかと気づきましたが、今さらということであきらめました。

と書いてみたのですが、ふと、
・relforce のキーマップは2面ある。
・それは、電源キーの短押しで、動作中に入れ替え可能
ということに気づきます。

ということで、B面にテンキーを割り当てます。
KeyMap_2022_0527_テンキー.png
最初は、Fn + 文字キーに数字を割り当てることも少し考えましたが、
・Fn を離したら普通にタイプできるけど、そもそも、Fn + なんとかに割り当てた機能は使えない
・電源スイッチで一瞬で切り替え可能
ということなので、普通に(Fn なしで)タイプしたらテンキーになるようにしました。

よくあるのは、

  0 : M
  , : , (そのまま)
  . : . (そのまま)
  1 〜 3 : J 〜 L
  4 〜 6 : U 〜 O
  7 〜 9 : 7 〜 9 (そのまま)
で、ここまでは決まりです。

これ、= キーが使いたいので、最初、(単なる数字キーではなく)テンキーの数字キーを割り当てました。
が、= が反応してくれなかったので、一応、すべて(普通の)数字キーの割当にしました。
あと、テンキーを使うと、Num Lock を有効にしておかなければならないので、ちょっとめんどうと。

あとは、演算子と周辺のキーで
  / : Enter
  - : - (そのまま)
  @ : (なにもなし)
  ; : ; (そのまま SHIFT と併用で +)
  : : : (そのまま SHIFT と併用で *)
あと、8, 9 も 数字キーを使ったので、SHIFT と併用で括弧が入力できます。

というわけで、テンキーの設定もやってみました。
(あんまり使いやすくないかもしれない)

【おまけ、若干の矢印キーなどを追加】

というわけで、テンキーモードを追加しましたが、今度は左半分ががら空きです。
なので、ここの矢印キーと、Home、End、シフトを配置します(まあ、SHIFT は近くにあるので要らないといえば要らないですが)
矢印キーは、古い人なら知っている「ダイヤモンドカーソル」という、当時テキストエディタ等で使用されたカーソル移動キーを使います。
これなら、キートップに表示しなくても覚えているから。
  Fn + E : ↑
  Fn + S : ←
  Fn + X : ↓
Fn + D : →
 この周辺に、Home と End を
  Fn + W : Home
  Fn + R : End

さらにここまで考えて、「でも、テンキーって右手だけで操作するよね」と、今さらながらのことに気づきます。
で、Fn 併用でエディとキーを配置します。
が、問題は、Fn キーです。
右手だけで操作しようとすると、Fn は、「変換」か「スペース」しかありません。
テンキー入力の時でも、スペース自体は入力する可能性があるよなぁ、と思いましたが、

・スペースバーのほうが、たたきやすい
・テンキーモードの時のみ Fn を変換に割り当てるのは嫌

ということで、スペースバーに Fn を割り当てます。
長い戦いでした。続きを読む
posted by 麻野なぎ at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

realforce のキーマップをいじる

題して、ホームポジション(周辺)で、どこまでキー操作をするか。

realforce はキーマップの入れ替えが可能で、しかも、非常に自由度が高いです。
というわけで、キーマップの入れ替えをやってみました。
結果は、図の通りです。
KeyMap_2022_0527.png


※この図を書くのに使った、もとになるテンプレートは、
http://pasokatu.com/22184
で紹介されているものを使用しました。

【Fn + 矢印キー、および、その影響】
 これについては、実際にはホームポジションは関係なのですが。
 先代のK180を含めて、私は比較的コンパクトなキーボードを使ってきました。
 そして、その多くはFn + 矢印キーに、編集キーが割当たっていまして、私の指も完全に学習してしまっています。
 なので、この組合せは必須でした。

 realforce の独立した矢印キーに、Fn とのコンビネーションで、
  ← : Home
  → : End
  ↑ : Page UP
  ↓ : Page Down
 を割り当てます。

 ところで、Fn + 矢印キー には、もともとの機能が割り当てられていました。多くは、オーディオ関係の機能なので、「使わない」という選択肢もあったのですが、とくに、APCは使いそうだったので、基本、平行移動しました。
 APC : End
 スピーカーの ON/OFF : Fn + Insert
 音量 UP : Fn + Page Up
 音量 Down : Fn + Home

【ファンクションキー】
 ファンクションキーは、HHKBを真似て、Fn + 数字 にしてみました。
 これで、ホームポジションからなんとか、ファンクションキーに手が届きます。
 Fn + BS が、DEL になっているのも、HHKB の真似です。

【接続先選択キー(Slot x と USB)】
 ファンクションキーを数字のキーに割り当てたので、もともと割り当てられていた、接続先選択キー(Slot x と USB)を、一段下に移動しました。
 ここは、当初
 ・接続先選択キーはそのままの位置に残す
 ・F1 〜 F5 は、Q 〜 T に割り当てる
 ・F6 〜 F10 は、数字キー(6 〜 0)に割り当てる
 として、元のキー配置を残そうとしたのですが、ファンクションキーを探すのが結構ストレスだったので、現状の配置となりました。

【ホームポジション周辺に矢印キーや編集キーを追加】
 さて、キーボードのマップ入れ替えがかなり自由にできるということで、ホームポジション周辺に編集キーを持ってきます。
 これも、HHKBを真似るという方針もあったのですが……。以前に、I, J, K, L でカーソル移動をやったことがあったので、これを基準に配置しました。
 まずは、矢印キー
  Fn + I : ↑
  Fn + J : ←
  Fn + K : ↓
Fn + L : →
 この周辺に、Home と End を
  Fn + U : Home
  Fn + O : End
 さらに、BS と DEL もホームポジション近くに配置して、
  Fn + M : BS
  Fn + > : DEL
 としました。
 さらにさらに、少し外側に
  Fn + P : Page UP
  Fn + ; : Page Down
  Fn + / : Enter

 ここまで割り当ててから、この周辺のキーをテンキーにするという(これもよくある)割当もできるかと気づきましたが、今さらということであきらめました。
 あと、Fn + P : Page UP に追い出された、Pari キーが、Fn + A にまわりました。

【Fn キー, Ctrl をどこに配置するか、および、その影響】
 さて、この通り基本的には配置が終わったのですが、Fn そのものの配置で少し悩みます。
 あと、Ctrl キーも。

 このように、右手で、カーソル移動等を実現しようとすると、右側の Fn は使えません。
 是非、左側に Fn が必要ということで、

 1) 当初 左の Win を Fn に割り当てました → そのあおりを食らって、Win キーは 半角/全角 に移動。
   この位置は、自分としても大変に使いやすく(というか、K810の Fn キーがこのあたりにあったので、慣れている)
 2) ここで、「その Fn キーは、ホームポジションに手があると、押せないね」という意見に出会います。
   その方は、CAPS Lock を、Fn に割り当てているらしいというので、真似てみました。
   概ね良好ですが、Fn が CAPS Lock の位置にあると、範囲指定のための SHIFT が押せません。
   ということで、残念ながら、Fn を CAPS Lock のところに置くのはあきらめました。
 3) でも、ホームポジションから、Fn キーを操作したいという欲求は強く、しばらく眺めていると、「無変換」が使えそうだと気づきます(親指で)
   そういうわけで、Fn キーを 無変換に移動させます。
   さらに、「無変換」は、頻度は高くないものの使うので、Fn + 変換 : 無変換 に移動させます。
   この段階で、一度、Win → Fn に割当直した、(本来の)Win キーは、元に戻しました。
 4) しばらく使っていましたが、K810時代からの、左端近くの Fn キーを押す癖は直りません。
   かといって、ホームポジションから押せる Fn キーも魅力。
   なら、どうするかというわけで、Win と 無変換 の「両方」を Fn に割り当てました。

 Ctrl も同じような経緯をたどりました。
 こちらも、ホームポジションに手を置いた状態で、特に、Ctrl + C, Ctrl + V をタイプしようとすると、CAPS Lock の位置が望ましいと。
 Fn の時には、Shift との同時押しが問題になりましたが、Ctrl + Shift は、ホームポジションに手を置いたときには、ほとんど使わないオペレーションなので、問題なし。
 結局こちらは、CAPS Lock の位置と、本来の Ctrl の両方に Ctrl を配置しました。
 そして、追い出されてしまった CAPS Lock ですが、「絶対に使わない問は言い切れない」ということで、
  Fn + TAB : CAPS Lock としました。

とまあ、いろいろ試行錯誤があって、表のような形でキーマップが決まったのでした、今のところ。

posted by 麻野なぎ at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器のあれこれ

2022年05月07日

RealForce にしました(キーボード)

やっと、念願が叶ってキーボードを RealForce (R3HC22)にしました。
それを記念して(?)かつ、キーボードの練習を兼ねて記事を書いてみたいと思います。

【直前に使用していたキーボード】

ここまで、ロジクールの K810を使っていました。このブログの記事を見ても、2013年の4月頃に買っているので、ほとんど10年を過ごしたことになります。
実際に、K810を買ったときには、「人生最後のキーボード」という思いもありました。
当時は、高速タイピングを意識してキーストロークの短いキーボードを探していました。実際、K810はパンタグラフ式としては、非常によくできたキーボードで十分満足していました。
ストロークは短く、クリック感は必要十分ということで、また、どのようにキーを押しても問題なく反応するということで非常に満足のゆくキーボードでした。

私の感覚としては、結構キーボードをコントロールできていて、パンタグラフ式のK810でも、いわゆる「底付き」をすることはほとんどありませんでした。
が、最近、加齢とともになのか、K810ではたまに底付きをします。しかも、その時には指に結構な衝撃が走ります。
思えば、ここ数年は、腱鞘炎のような症状や、ばね指の症状が定期的に出ていました。
ここに来て、(タイピングのフィーリングは悪くないものの)短いストロークは自分にとって限界かとストロークの長いキーボードを物色していました。

【HHKB vs realforce】

一時、HHKB の Lite2 を使っていたことがあって、まず考えたのは、HHKB と Professional でした。
HHKB の特徴としては、キーボードのレイアウトとタイプのしやすさがあげられる気がするのですが、Lite2は、こと、タイプのしやすさという点では、(個人的には)落第点でした。
これが、K810につながるキーボード遍歴につながっているわけですが、後で知った、HHKB Lite2 の アクチュエーションポイントが 2.4mm だったということがひとつのトラウマとなりました。
というのも、「長いストローク」と「高速タイピング」は、当初、私の中では相容れないものと認識されていました。長いストロークではキーを押し込むまでに時間が掛かる。ゆえに、高速タイピングはできない……と。
そう思いつつも、いろいろ調べるうちに、「アクチュエーションポイント」という考え方があって、全ストロークは長くても、入力までのストローが短ければ、長いストロークと高速タイピングは両立できると思い立ったのでした。
そこで、HHKBのアクチュエーションポイントを問い合わせてみると、0.5mm〜3.3mmの間という回答がありました。えらくばらついているなという感覚はありましたが、先の、Lite2 のトラウマである、2.4mmよりも長いかもしれないということで、HHKBは見合わせました。

そうすると、あとは、(HHKBと同じメカニズムの)realforceシリーズということになります。

【R2 vs R3】

そこで、realfoce シリーズを当たってみると、今は(かなり前から?)R3になっていることがわかりました。
そして、思い出したのですが、以前realforceシリーズを探したときには、スペースバーが長すぎたことを思い出しました(日本語配列の話です)
スペースバーが長いこと、それ自体は問題ではないのですが、そのあおりをくらって、変換キーが右に移動しすぎているのが問題でした。というのも、私は日本語入力の際(変換操作自体はスペースバーですが)変換キーをかなり多用するような運用をしているのです。
ホームポジションに手を置くという前提で、私の場合、変換キーはM と N の間がベストです。
が、以前みたrealforceは、(R2ですね)変換キーがほとんど、コンマキーの下にあります。これでは、普通にタイプできないです(私の場合)

それが、R3では、Mキーの下に来ていて、許容範囲になったのです(まだ、時々、変換と間違えてスペースバーをたたきますが、頻度は少ないです)
APC で、アクチュエーションポイントを最短だと0.8mmに設定できるということで、ここで、ralforce R3 に決まりました。

あとは、私の場合、日本語配列で、テンキーレスは決まりでした。
色は、これまで黒が好みだったのですが、「ピュアホワイト(アイボリーではない)」に引かれて、白にしました。

これで、ようやく、(きっと)人生最後のキーボードが決まりました。

【使ってみて】

まず、目玉のAPCですが、基本 0.8mm にすると、今のところ他のキーに指が当たっていて、(見かけ上)誤入力が発生します。
ということで、1.5mmを基本にしました。
スペースバーは、ちょっと力が要るので、0.8mm。シフトなどは、2.2mm。あと、使っているうちに、(ホームポジションには指を置いていることが多いというのに気づいて)ホームポジションのキーは、2.2mm にしました。

結局のところ、かなり深く押し込んで切る木はしますし、そこそこ、底付きもします。
が、K810の時に比べて、タイピングスピードは落ちていないですね。長いストロークのキーボードでも、高速タイピング(当社比)ができるのは意外でした。
あと、打ち間違いは減っている気がします。

ということで、キーボードを変えてみましたというご報告でございました。
posted by 麻野なぎ at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器のあれこれ

2021年12月08日

スマートエッグ(キングジム)を使って、外出先からエアコンをONしてみる

メーカー(キングジム)では、既に「販売停止」している、スマートエッグ(EG10・メーカーのサイトでは、9,800円+消費税)が、2,000円以下で売りに出されているのを発見し、勢いで買ってしまいました。
その後ちょっと後悔したこともあったのですが、自宅にあるエアコンのスイッチをを外出先から入れるというのを実現することができましたので、そのあたりをあれこれ書いています。

最終的には、
・スマートエッグ
・Andoroid のスマホ
・IOS のタブレット
・IFTTT pro のサービス
と、これだけ経由しての実現でした。

【発端】
冒頭に書きましたが、スマートエッグが大変に安価で売りに出ていたのがすべての始まりでした。
メーカーのサイトを調べて、「既に販売していない」のは確認できましたが、まあ、動作はするでしょう……と、勢いで買ってしまいました。

【いくつかの後悔】
勢いで買ってしまいましたものには、やはり、後悔がつきものです。
今回の後悔はふたつ

その1……我が家にリモコンが(そんなに多くは)ない
まあ、このあたりは本来なら、自分がスマートエッグを買ってどう使うのか? 何がうれしいのか? をまず検討すべきだったのですが、なんとなく勢いで買ってしまって、製品が来てから、我が家には普段使っているリモコンが、
・オーディオのリモコン
・エアコンのリモコン
の2個しかないのに気づきます。2個しかないので、リモコンもいつもいる机のサイドに並んでいます。そもそも、リモコンを探すようなシチュエーションにはならない。
でも、さらに探してみると
・天井灯が2個(ただし、リモコンは使ってない)
・扇風機が1個(季節外れ・あと、スマートエッグの赤外線が「上方」にしか行かないので、使えない可能性高い)
を探しだし、結局合計5のリモコンを登録したのでした。

その2……Android のアプリはバッテリーを結構消費する。
これはちょっと「あれ」でした。
スマートエッグの専用アプリAICOがバッテリーを結構消費します。
いや、アプリとしてのバッテリー消費は異常なほど多くはないのですが、常時(使ってないときもバックグラウンドで)スマートエッグと接続しているため、Bluetooth まわりの電源を結構消費するようです。ですので、「スタンバイ」になることがないのですね。
これは、「必要なときだけ起動し、使い終わったら『強制終了』」という方針でまずは乗り越えました。

【ちょっと使ってみる】
まあ、上述のように「リモコンをまとめる」こと自体には余りメリットがありませんでした。(私の場合)
それでも、捨てるのももったいないので、まずは、「タイマー」を使ってみました。
朝、決まった時間にオーディオ(実質ラジオ)の電源を入れ、朝食時間の制限(次の準備に移るとき)に、電源を切るというのを平日限定で動作させてみました。
(電源を入れるのと、電源を切るのは別のタイマーです)
これは、アプリが動作していなくても、スマートエッグ単体で動作するので、まあ、便利でした。
特に、電源を入れる方は、「手で電源スイッチを押しても変わらない」のですが、切る方は、「ある時間になったら切りたい」ので、十分実用的でした。

【IOSがあるじゃん】
ここまでいじって、まあ、オーディオ用のタイマとして使うか……と思ったのですが、専用アプリは、IOS用にも準備されています。
そして、我が家には、ほとんど使ってない iPod があったのです。
こっちは、そもそもが電池の持ちもかなりいいし、こっちに、専用アプリをインストールすれば使えるのではないか? と思って、まずは実行。

IOSのアプリはインストールできたのですが、「誰かが使っているので、スマートエッグのパスワードを入れろ」と。
いや、Andoroid でパスワード設定してないし(そもそも、なぜか、「できない」し)
と、悩んで、まあ、スマートエッグをリセットすれば、なんとかなるかなと思い……。
と、リセット用に「細長いなにか」がいるのですが、手元にある、ペン先の長い「モノグラフライト」でも足りない。
リセットできない。
ということで、電池の蓋を外し、電池をドライバーでショートさせて、なんとかリセットができました。

その後、(リモコンの設定も、タイマーの設定も全部消えたので)再度登録を実施。
なんか、IOS版のアプリの方が、Andoroid 版よりも若干高機能なようでした。
それに、IOS版は、アプリを閉じるとスマートエッグとの接続もちゃんと切れました。

【IFTTT との接続】
で、IOS版では、「拡張機能」として、IFTTT との設定がありました。
ついでに、ID と パスワードの設定も、「正常に」できました。
確かに、IFTTT の that メニューには、AICO があったのですが、IOS版でなければもしかしてつながらないのか?

で、IFTTT と接続できた時点で、ひらめきます。「あの夢が叶うのではないか?」
というのも、現在一人暮らしをしており、帰ってくると部屋が寒いのであります。で、退社するときにエアコンの電源を入れたいと、そういう夢がありました。
一時、スマートリモコンを探したことがありましたが、気がつけば、ここに、IFTTT とつながったスマートリモコンがあるではないですか。

【エアコン遠隔ONに向けて
結果的に、非常に幸運だったのは、スマホ(もちろん、持ち歩く)とタブレット(余り使わないし、いつも自宅においてある)のふたつが揃っていたことです。
スマートエッグは、Bluetooth 接続であり、単独では、インターネットには接続できません。
ですので、いつも自宅にあるタブレットがなければ、そもそも、遠隔操作できなかったわけです。

ここで、Andoroi の Button(IFTTT の this) → IOS の AICO(IFTTT の that)で、「ボタンを押すとエアコンを入れる」が可能になったのでした。
が、そこは、せっかく IFTTT pro のアカウントを持っているので、クエリーとか、フィルターとか使ってみました。

まず、スマートエッグでエアコンの電源ONは、それ単独ではスイッチが存在せず、「xx度の設定にして動作」しかありません。
そこで、暖房は、「22℃設定でON(こっちは確実)」冷房は、「28℃設定でON(こっちは、冷房になってくるれるかどうか、現時点では不明)」と分けることにしました。
IFTTT では、それぞれが、別々の that になりますので、that は2個になります。
IFTTT のクエリーで Weather Underground から現在温度を取得して、低ければ暖房、高ければ冷房、その間なら、「ボタンが押されてもエアコンは動かさない」としました。

さらに、自宅周辺(多くは会社から帰るとき)に、エアコンをONしたいわけですが、もしも、遙か彼方に(例えば実家)にいるときに、エアコンONするのは避けなければなりません。
まあ、帰省するときに、スマートエッグを隔離するのはやりますが。
しかも、なぜか、IFTTT 経由の「エアコンON」は、ほぼまちがいなく成功するのですが(かつ、エアコンが動作していなくても「寒い」くらいで実害はない)OFFのほうは、大抵失敗します。(時々成功する)
というわけで、安全装置として、「自宅から離れているときには、エアコンをどうさせない」とfilter を書きました。
幸い、IFTTT のボタンは、ボタンを押したときの緯度・経度を持っているので、これを元に、「自宅周辺の緯度経度でなければ、処理をスキップ」しました。

というわけで、紆余曲折を経て、外部からのエアコン電源投入(しかも、うまくできていれば、「冷房」「暖房」「不要」の自動判断つき)ができたわけであります。
posted by 麻野なぎ at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器のあれこれ

2020年10月10日

さらに、「牛乳はモー毒」なのか? 出典を巡って

先に、http://koko.axis.blue/article/46437595.html (「牛乳はモー毒」なのか? 出典を巡って)という記事を書きました。
この中で、「牛乳はモー毒」と主張する人々の多くが、以下のような主張をしていますということを書きました。
それは、
---------------------------------------
・厚生労働省も牛乳の過剰摂取と心の偏りの密接な関係に
 気がついたのか2002年(平成14年)度からは公立保育
 園の牛乳給食料を2001年(平成13年)度まで1日平均
 200mlから80mlに減量しました。なぜ減量したかは一切
 不問にしています。
----------------------------------------
で、厚生労働省のどのような通達(等)で、それが伝えられているかという意味ので出典が全く示されていないというお話です。
今回、あらためて探してみましたが、やはり、出典を見つけることができませんでした。
が、検索している中で、
尼崎市の公立保育園、令和2年10月の給食の献立
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/132/202010kondate.pdf
午前のおやつで、牛乳100g(概ね100cc)
午後は、牛乳200g(概ね200cc)
という記載もあります。
高槻市の保育所(ただし、平成28年)
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/59/kondate28-8.pdf
10時と3時の牛乳は、
10時‥‥0〜2歳児 100ml
3時‥‥3〜5歳児 170ml・0〜2歳児 100mlです。
という記事を見つけることができました。
これからすると、「80mlに減量した」というのが、信じがたい気がしますが、「厚生労働省が2002年から、公立保育園の牛乳給食料を1日平均200mlから80mlに減量しました」という主張の出典は、何だろうなと言うのが、相変わらず謎の状態でした。
posted by 麻野なぎ at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

2020年09月25日

クリエイティブ・コモンズにおける、「改変禁止」を考える

この記事のきっかけは、
https://creativecommons.jp/2020/06/22/%E5%AD%A6%E8%A1%93%E5%87%BA%E7%89%88%E7%89%A9%E3%82%92%E3%80%8C%E6%94%B9%E5%A4%89%E7%A6%81%E6%AD%A2%E3%80%8D%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%A7%E5%85%B1%E6%9C%89%E3%81%99%E3%82%8B/
(学術出版物を「改変禁止」ライセンスで共有することが不適切である理由)

を読んだことでした。
もともと、Web のほう、http://axis.blue/ では、一部の作品(創作)を、クリエイティブ・コモンズで公開していました。
で、最近、クリエイティブ・コモンズに再び興味が湧いてきましたので、このブログの冒頭にも、クリエイティブ・コモンズに関する記述を追加してみました。

実は、このブログは、最初(期間にして、約1日)は、CC BY-ND (表示 - 改変禁止)で公開しました。
が、上記のブログに触れ、ちょっと考えて、CC BY-SA (表示 - 継承)に変更したのでした(改変はOK)

Web のほうは、創作中心に、CC BY-SA(表示 - 継承)で公開していました。
これも、結構考えたのですが、
・もともと、「創作」なので、それ自体が事実を伝える意図を持ったものではない
・意に添わない「改変」であっても、オリジナルの表示は指定しているので、作者の意図はわかってもらえる
ということで、「改変OK」である、CC BY-SA で公開しました。

が、ブログでは、ある程度以上の「主張」を盛り込んでいるものですから、まず考えたのが、「この主張を曲げて伝えられるのは困る」ということでした。
ゆえに、ブログのほうは、CC BY-ND(表示 - 改変禁止)での公開を考えました。

そこでであったのが、冒頭のブログだったわけです。

------ 引用開始 -------
改変禁止ライセンス(CC BY-ND と CC BY-NC-ND)は作品を複製し、広めることを許可するが、いかなる方法でも、改良、リミックス、改変、翻訳、アップデートすることで派生物となるものを作成することを禁止する。簡単に言うと、人々はオリジナルから「派生した作品」や翻案を作成することができない。
------ 引用終了 -------

まず、「翻訳」が「改変」に含まれることは驚きだった。「改変」のイメージとして、主張する内容が変質することばかりを意識していましたが、同じ主張を違う形で伝えることも、「改変」なのだと気づかされた次第です。
そして、

------ 引用開始 -------
再利用者は、もととなる作品に加えられた変更を示し、もとの作品へのリンクを提供しなければならない。変更された資料を利用しようとする人は、これにより何が変更されたかを確認できるようになる。そして、その利用者がどの部分が元の作者によるもので、どの部分がもとの作品の作者ではなくそれを改変した利用者によるものなのかの判断が可能となる。
------ 引用終了 -------

という記述に至って、「意図を変えるような改変が行われたとしても、その内容は、明示される」ということに気づいたのでした。

ここに至って、ブログの記事であっても(私のブログにおいては) CC BY-SA での公開が適していると判断したわけです。

さて、つらつら書いてきましたが、「そんなにあれこれ考えたところで、このブログの記事が再利用されることなどあるのか?」という疑問があるかと思います。
まあ、その疑問は尤もというところかと思います。
が、このブログの記事が再利用されることがなかったとしても、クリエイティブ・コモンズの表示を行い、意思表示をすることは、大きな流れの中の小さなひとつの流れとして、それなりの意味はあるのだろうと思っています。
posted by 麻野なぎ at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 著作権の周辺