2022年05月27日

realforce のキーマップをいじる(テンキーモード)



さて、先の記事
http://koko.axis.blue/article/189563046.html

で、
> この周辺のキーをテンキーにするという(これもよくある)割当もできるかと気づきましたが、今さらということであきらめました。

と書いてみたのですが、ふと、
・relforce のキーマップは2面ある。
・それは、電源キーの短押しで、動作中に入れ替え可能
ということに気づきます。

ということで、B面にテンキーを割り当てます。
KeyMap_2022_0527_テンキー.png
最初は、Fn + 文字キーに数字を割り当てることも少し考えましたが、
・Fn を離したら普通にタイプできるけど、そもそも、Fn + なんとかに割り当てた機能は使えない
・電源スイッチで一瞬で切り替え可能
ということなので、普通に(Fn なしで)タイプしたらテンキーになるようにしました。

よくあるのは、

  0 : M
  , : , (そのまま)
  . : . (そのまま)
  1 〜 3 : J 〜 L
  4 〜 6 : U 〜 O
  7 〜 9 : 7 〜 9 (そのまま)
で、ここまでは決まりです。

これ、= キーが使いたいので、最初、(単なる数字キーではなく)テンキーの数字キーを割り当てました。
が、= が反応してくれなかったので、一応、すべて(普通の)数字キーの割当にしました。
あと、テンキーを使うと、Num Lock を有効にしておかなければならないので、ちょっとめんどうと。

あとは、演算子と周辺のキーで
  / : Enter
  - : - (そのまま)
  @ : (なにもなし)
  ; : ; (そのまま SHIFT と併用で +)
  : : : (そのまま SHIFT と併用で *)
あと、8, 9 も 数字キーを使ったので、SHIFT と併用で括弧が入力できます。

というわけで、テンキーの設定もやってみました。
(あんまり使いやすくないかもしれない)

【おまけ、若干の矢印キーなどを追加】

というわけで、テンキーモードを追加しましたが、今度は左半分ががら空きです。
なので、ここの矢印キーと、Home、End、シフトを配置します(まあ、SHIFT は近くにあるので要らないといえば要らないですが)
矢印キーは、古い人なら知っている「ダイヤモンドカーソル」という、当時テキストエディタ等で使用されたカーソル移動キーを使います。
これなら、キートップに表示しなくても覚えているから。
  Fn + E : ↑
  Fn + S : ←
  Fn + X : ↓
Fn + D : →
 この周辺に、Home と End を
  Fn + W : Home
  Fn + R : End

さらにここまで考えて、「でも、テンキーって右手だけで操作するよね」と、今さらながらのことに気づきます。
で、Fn 併用でエディとキーを配置します。
が、問題は、Fn キーです。
右手だけで操作しようとすると、Fn は、「変換」か「スペース」しかありません。
テンキー入力の時でも、スペース自体は入力する可能性があるよなぁ、と思いましたが、

・スペースバーのほうが、たたきやすい
・テンキーモードの時のみ Fn を変換に割り当てるのは嫌

ということで、スペースバーに Fn を割り当てます。
長い戦いでした。続きを読む
posted by 麻野なぎ at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

realforce のキーマップをいじる

題して、ホームポジション(周辺)で、どこまでキー操作をするか。

realforce はキーマップの入れ替えが可能で、しかも、非常に自由度が高いです。
というわけで、キーマップの入れ替えをやってみました。
結果は、図の通りです。
KeyMap_2022_0527.png


※この図を書くのに使った、もとになるテンプレートは、
http://pasokatu.com/22184
で紹介されているものを使用しました。

【Fn + 矢印キー、および、その影響】
 これについては、実際にはホームポジションは関係なのですが。
 先代のK180を含めて、私は比較的コンパクトなキーボードを使ってきました。
 そして、その多くはFn + 矢印キーに、編集キーが割当たっていまして、私の指も完全に学習してしまっています。
 なので、この組合せは必須でした。

 realforce の独立した矢印キーに、Fn とのコンビネーションで、
  ← : Home
  → : End
  ↑ : Page UP
  ↓ : Page Down
 を割り当てます。

 ところで、Fn + 矢印キー には、もともとの機能が割り当てられていました。多くは、オーディオ関係の機能なので、「使わない」という選択肢もあったのですが、とくに、APCは使いそうだったので、基本、平行移動しました。
 APC : End
 スピーカーの ON/OFF : Fn + Insert
 音量 UP : Fn + Page Up
 音量 Down : Fn + Home

【ファンクションキー】
 ファンクションキーは、HHKBを真似て、Fn + 数字 にしてみました。
 これで、ホームポジションからなんとか、ファンクションキーに手が届きます。
 Fn + BS が、DEL になっているのも、HHKB の真似です。

【接続先選択キー(Slot x と USB)】
 ファンクションキーを数字のキーに割り当てたので、もともと割り当てられていた、接続先選択キー(Slot x と USB)を、一段下に移動しました。
 ここは、当初
 ・接続先選択キーはそのままの位置に残す
 ・F1 〜 F5 は、Q 〜 T に割り当てる
 ・F6 〜 F10 は、数字キー(6 〜 0)に割り当てる
 として、元のキー配置を残そうとしたのですが、ファンクションキーを探すのが結構ストレスだったので、現状の配置となりました。

【ホームポジション周辺に矢印キーや編集キーを追加】
 さて、キーボードのマップ入れ替えがかなり自由にできるということで、ホームポジション周辺に編集キーを持ってきます。
 これも、HHKBを真似るという方針もあったのですが……。以前に、I, J, K, L でカーソル移動をやったことがあったので、これを基準に配置しました。
 まずは、矢印キー
  Fn + I : ↑
  Fn + J : ←
  Fn + K : ↓
Fn + L : →
 この周辺に、Home と End を
  Fn + U : Home
  Fn + O : End
 さらに、BS と DEL もホームポジション近くに配置して、
  Fn + M : BS
  Fn + > : DEL
 としました。
 さらにさらに、少し外側に
  Fn + P : Page UP
  Fn + ; : Page Down
  Fn + / : Enter

 ここまで割り当ててから、この周辺のキーをテンキーにするという(これもよくある)割当もできるかと気づきましたが、今さらということであきらめました。
 あと、Fn + P : Page UP に追い出された、Pari キーが、Fn + A にまわりました。

【Fn キー, Ctrl をどこに配置するか、および、その影響】
 さて、この通り基本的には配置が終わったのですが、Fn そのものの配置で少し悩みます。
 あと、Ctrl キーも。

 このように、右手で、カーソル移動等を実現しようとすると、右側の Fn は使えません。
 是非、左側に Fn が必要ということで、

 1) 当初 左の Win を Fn に割り当てました → そのあおりを食らって、Win キーは 半角/全角 に移動。
   この位置は、自分としても大変に使いやすく(というか、K810の Fn キーがこのあたりにあったので、慣れている)
 2) ここで、「その Fn キーは、ホームポジションに手があると、押せないね」という意見に出会います。
   その方は、CAPS Lock を、Fn に割り当てているらしいというので、真似てみました。
   概ね良好ですが、Fn が CAPS Lock の位置にあると、範囲指定のための SHIFT が押せません。
   ということで、残念ながら、Fn を CAPS Lock のところに置くのはあきらめました。
 3) でも、ホームポジションから、Fn キーを操作したいという欲求は強く、しばらく眺めていると、「無変換」が使えそうだと気づきます(親指で)
   そういうわけで、Fn キーを 無変換に移動させます。
   さらに、「無変換」は、頻度は高くないものの使うので、Fn + 変換 : 無変換 に移動させます。
   この段階で、一度、Win → Fn に割当直した、(本来の)Win キーは、元に戻しました。
 4) しばらく使っていましたが、K810時代からの、左端近くの Fn キーを押す癖は直りません。
   かといって、ホームポジションから押せる Fn キーも魅力。
   なら、どうするかというわけで、Win と 無変換 の「両方」を Fn に割り当てました。

 Ctrl も同じような経緯をたどりました。
 こちらも、ホームポジションに手を置いた状態で、特に、Ctrl + C, Ctrl + V をタイプしようとすると、CAPS Lock の位置が望ましいと。
 Fn の時には、Shift との同時押しが問題になりましたが、Ctrl + Shift は、ホームポジションに手を置いたときには、ほとんど使わないオペレーションなので、問題なし。
 結局こちらは、CAPS Lock の位置と、本来の Ctrl の両方に Ctrl を配置しました。
 そして、追い出されてしまった CAPS Lock ですが、「絶対に使わない問は言い切れない」ということで、
  Fn + TAB : CAPS Lock としました。

とまあ、いろいろ試行錯誤があって、表のような形でキーマップが決まったのでした、今のところ。

posted by 麻野なぎ at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器のあれこれ

2022年05月07日

RealForce にしました(キーボード)

やっと、念願が叶ってキーボードを RealForce (R3HC22)にしました。
それを記念して(?)かつ、キーボードの練習を兼ねて記事を書いてみたいと思います。

【直前に使用していたキーボード】

ここまで、ロジクールの K810を使っていました。このブログの記事を見ても、2013年の4月頃に買っているので、ほとんど10年を過ごしたことになります。
実際に、K810を買ったときには、「人生最後のキーボード」という思いもありました。
当時は、高速タイピングを意識してキーストロークの短いキーボードを探していました。実際、K810はパンタグラフ式としては、非常によくできたキーボードで十分満足していました。
ストロークは短く、クリック感は必要十分ということで、また、どのようにキーを押しても問題なく反応するということで非常に満足のゆくキーボードでした。

私の感覚としては、結構キーボードをコントロールできていて、パンタグラフ式のK810でも、いわゆる「底付き」をすることはほとんどありませんでした。
が、最近、加齢とともになのか、K810ではたまに底付きをします。しかも、その時には指に結構な衝撃が走ります。
思えば、ここ数年は、腱鞘炎のような症状や、ばね指の症状が定期的に出ていました。
ここに来て、(タイピングのフィーリングは悪くないものの)短いストロークは自分にとって限界かとストロークの長いキーボードを物色していました。

【HHKB vs realforce】

一時、HHKB の Lite2 を使っていたことがあって、まず考えたのは、HHKB と Professional でした。
HHKB の特徴としては、キーボードのレイアウトとタイプのしやすさがあげられる気がするのですが、Lite2は、こと、タイプのしやすさという点では、(個人的には)落第点でした。
これが、K810につながるキーボード遍歴につながっているわけですが、後で知った、HHKB Lite2 の アクチュエーションポイントが 2.4mm だったということがひとつのトラウマとなりました。
というのも、「長いストローク」と「高速タイピング」は、当初、私の中では相容れないものと認識されていました。長いストロークではキーを押し込むまでに時間が掛かる。ゆえに、高速タイピングはできない……と。
そう思いつつも、いろいろ調べるうちに、「アクチュエーションポイント」という考え方があって、全ストロークは長くても、入力までのストローが短ければ、長いストロークと高速タイピングは両立できると思い立ったのでした。
そこで、HHKBのアクチュエーションポイントを問い合わせてみると、0.5mm〜3.3mmの間という回答がありました。えらくばらついているなという感覚はありましたが、先の、Lite2 のトラウマである、2.4mmよりも長いかもしれないということで、HHKBは見合わせました。

そうすると、あとは、(HHKBと同じメカニズムの)realforceシリーズということになります。

【R2 vs R3】

そこで、realfoce シリーズを当たってみると、今は(かなり前から?)R3になっていることがわかりました。
そして、思い出したのですが、以前realforceシリーズを探したときには、スペースバーが長すぎたことを思い出しました(日本語配列の話です)
スペースバーが長いこと、それ自体は問題ではないのですが、そのあおりをくらって、変換キーが右に移動しすぎているのが問題でした。というのも、私は日本語入力の際(変換操作自体はスペースバーですが)変換キーをかなり多用するような運用をしているのです。
ホームポジションに手を置くという前提で、私の場合、変換キーはM と N の間がベストです。
が、以前みたrealforceは、(R2ですね)変換キーがほとんど、コンマキーの下にあります。これでは、普通にタイプできないです(私の場合)

それが、R3では、Mキーの下に来ていて、許容範囲になったのです(まだ、時々、変換と間違えてスペースバーをたたきますが、頻度は少ないです)
APC で、アクチュエーションポイントを最短だと0.8mmに設定できるということで、ここで、ralforce R3 に決まりました。

あとは、私の場合、日本語配列で、テンキーレスは決まりでした。
色は、これまで黒が好みだったのですが、「ピュアホワイト(アイボリーではない)」に引かれて、白にしました。

これで、ようやく、(きっと)人生最後のキーボードが決まりました。

【使ってみて】

まず、目玉のAPCですが、基本 0.8mm にすると、今のところ他のキーに指が当たっていて、(見かけ上)誤入力が発生します。
ということで、1.5mmを基本にしました。
スペースバーは、ちょっと力が要るので、0.8mm。シフトなどは、2.2mm。あと、使っているうちに、(ホームポジションには指を置いていることが多いというのに気づいて)ホームポジションのキーは、2.2mm にしました。

結局のところ、かなり深く押し込んで切る木はしますし、そこそこ、底付きもします。
が、K810の時に比べて、タイピングスピードは落ちていないですね。長いストロークのキーボードでも、高速タイピング(当社比)ができるのは意外でした。
あと、打ち間違いは減っている気がします。

ということで、キーボードを変えてみましたというご報告でございました。
posted by 麻野なぎ at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器のあれこれ

2021年12月08日

スマートエッグ(キングジム)を使って、外出先からエアコンをONしてみる

メーカー(キングジム)では、既に「販売停止」している、スマートエッグ(EG10・メーカーのサイトでは、9,800円+消費税)が、2,000円以下で売りに出されているのを発見し、勢いで買ってしまいました。
その後ちょっと後悔したこともあったのですが、自宅にあるエアコンのスイッチをを外出先から入れるというのを実現することができましたので、そのあたりをあれこれ書いています。

最終的には、
・スマートエッグ
・Andoroid のスマホ
・IOS のタブレット
・IFTTT pro のサービス
と、これだけ経由しての実現でした。

【発端】
冒頭に書きましたが、スマートエッグが大変に安価で売りに出ていたのがすべての始まりでした。
メーカーのサイトを調べて、「既に販売していない」のは確認できましたが、まあ、動作はするでしょう……と、勢いで買ってしまいました。

【いくつかの後悔】
勢いで買ってしまいましたものには、やはり、後悔がつきものです。
今回の後悔はふたつ

その1……我が家にリモコンが(そんなに多くは)ない
まあ、このあたりは本来なら、自分がスマートエッグを買ってどう使うのか? 何がうれしいのか? をまず検討すべきだったのですが、なんとなく勢いで買ってしまって、製品が来てから、我が家には普段使っているリモコンが、
・オーディオのリモコン
・エアコンのリモコン
の2個しかないのに気づきます。2個しかないので、リモコンもいつもいる机のサイドに並んでいます。そもそも、リモコンを探すようなシチュエーションにはならない。
でも、さらに探してみると
・天井灯が2個(ただし、リモコンは使ってない)
・扇風機が1個(季節外れ・あと、スマートエッグの赤外線が「上方」にしか行かないので、使えない可能性高い)
を探しだし、結局合計5のリモコンを登録したのでした。

その2……Android のアプリはバッテリーを結構消費する。
これはちょっと「あれ」でした。
スマートエッグの専用アプリAICOがバッテリーを結構消費します。
いや、アプリとしてのバッテリー消費は異常なほど多くはないのですが、常時(使ってないときもバックグラウンドで)スマートエッグと接続しているため、Bluetooth まわりの電源を結構消費するようです。ですので、「スタンバイ」になることがないのですね。
これは、「必要なときだけ起動し、使い終わったら『強制終了』」という方針でまずは乗り越えました。

【ちょっと使ってみる】
まあ、上述のように「リモコンをまとめる」こと自体には余りメリットがありませんでした。(私の場合)
それでも、捨てるのももったいないので、まずは、「タイマー」を使ってみました。
朝、決まった時間にオーディオ(実質ラジオ)の電源を入れ、朝食時間の制限(次の準備に移るとき)に、電源を切るというのを平日限定で動作させてみました。
(電源を入れるのと、電源を切るのは別のタイマーです)
これは、アプリが動作していなくても、スマートエッグ単体で動作するので、まあ、便利でした。
特に、電源を入れる方は、「手で電源スイッチを押しても変わらない」のですが、切る方は、「ある時間になったら切りたい」ので、十分実用的でした。

【IOSがあるじゃん】
ここまでいじって、まあ、オーディオ用のタイマとして使うか……と思ったのですが、専用アプリは、IOS用にも準備されています。
そして、我が家には、ほとんど使ってない iPod があったのです。
こっちは、そもそもが電池の持ちもかなりいいし、こっちに、専用アプリをインストールすれば使えるのではないか? と思って、まずは実行。

IOSのアプリはインストールできたのですが、「誰かが使っているので、スマートエッグのパスワードを入れろ」と。
いや、Andoroid でパスワード設定してないし(そもそも、なぜか、「できない」し)
と、悩んで、まあ、スマートエッグをリセットすれば、なんとかなるかなと思い……。
と、リセット用に「細長いなにか」がいるのですが、手元にある、ペン先の長い「モノグラフライト」でも足りない。
リセットできない。
ということで、電池の蓋を外し、電池をドライバーでショートさせて、なんとかリセットができました。

その後、(リモコンの設定も、タイマーの設定も全部消えたので)再度登録を実施。
なんか、IOS版のアプリの方が、Andoroid 版よりも若干高機能なようでした。
それに、IOS版は、アプリを閉じるとスマートエッグとの接続もちゃんと切れました。

【IFTTT との接続】
で、IOS版では、「拡張機能」として、IFTTT との設定がありました。
ついでに、ID と パスワードの設定も、「正常に」できました。
確かに、IFTTT の that メニューには、AICO があったのですが、IOS版でなければもしかしてつながらないのか?

で、IFTTT と接続できた時点で、ひらめきます。「あの夢が叶うのではないか?」
というのも、現在一人暮らしをしており、帰ってくると部屋が寒いのであります。で、退社するときにエアコンの電源を入れたいと、そういう夢がありました。
一時、スマートリモコンを探したことがありましたが、気がつけば、ここに、IFTTT とつながったスマートリモコンがあるではないですか。

【エアコン遠隔ONに向けて
結果的に、非常に幸運だったのは、スマホ(もちろん、持ち歩く)とタブレット(余り使わないし、いつも自宅においてある)のふたつが揃っていたことです。
スマートエッグは、Bluetooth 接続であり、単独では、インターネットには接続できません。
ですので、いつも自宅にあるタブレットがなければ、そもそも、遠隔操作できなかったわけです。

ここで、Andoroi の Button(IFTTT の this) → IOS の AICO(IFTTT の that)で、「ボタンを押すとエアコンを入れる」が可能になったのでした。
が、そこは、せっかく IFTTT pro のアカウントを持っているので、クエリーとか、フィルターとか使ってみました。

まず、スマートエッグでエアコンの電源ONは、それ単独ではスイッチが存在せず、「xx度の設定にして動作」しかありません。
そこで、暖房は、「22℃設定でON(こっちは確実)」冷房は、「28℃設定でON(こっちは、冷房になってくるれるかどうか、現時点では不明)」と分けることにしました。
IFTTT では、それぞれが、別々の that になりますので、that は2個になります。
IFTTT のクエリーで Weather Underground から現在温度を取得して、低ければ暖房、高ければ冷房、その間なら、「ボタンが押されてもエアコンは動かさない」としました。

さらに、自宅周辺(多くは会社から帰るとき)に、エアコンをONしたいわけですが、もしも、遙か彼方に(例えば実家)にいるときに、エアコンONするのは避けなければなりません。
まあ、帰省するときに、スマートエッグを隔離するのはやりますが。
しかも、なぜか、IFTTT 経由の「エアコンON」は、ほぼまちがいなく成功するのですが(かつ、エアコンが動作していなくても「寒い」くらいで実害はない)OFFのほうは、大抵失敗します。(時々成功する)
というわけで、安全装置として、「自宅から離れているときには、エアコンをどうさせない」とfilter を書きました。
幸い、IFTTT のボタンは、ボタンを押したときの緯度・経度を持っているので、これを元に、「自宅周辺の緯度経度でなければ、処理をスキップ」しました。

というわけで、紆余曲折を経て、外部からのエアコン電源投入(しかも、うまくできていれば、「冷房」「暖房」「不要」の自動判断つき)ができたわけであります。
posted by 麻野なぎ at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器のあれこれ

2020年10月10日

さらに、「牛乳はモー毒」なのか? 出典を巡って

先に、http://koko.axis.blue/article/46437595.html (「牛乳はモー毒」なのか? 出典を巡って)という記事を書きました。
この中で、「牛乳はモー毒」と主張する人々の多くが、以下のような主張をしていますということを書きました。
それは、
---------------------------------------
・厚生労働省も牛乳の過剰摂取と心の偏りの密接な関係に
 気がついたのか2002年(平成14年)度からは公立保育
 園の牛乳給食料を2001年(平成13年)度まで1日平均
 200mlから80mlに減量しました。なぜ減量したかは一切
 不問にしています。
----------------------------------------
で、厚生労働省のどのような通達(等)で、それが伝えられているかという意味ので出典が全く示されていないというお話です。
今回、あらためて探してみましたが、やはり、出典を見つけることができませんでした。
が、検索している中で、
尼崎市の公立保育園、令和2年10月の給食の献立
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/132/202010kondate.pdf
午前のおやつで、牛乳100g(概ね100cc)
午後は、牛乳200g(概ね200cc)
という記載もあります。
高槻市の保育所(ただし、平成28年)
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/59/kondate28-8.pdf
10時と3時の牛乳は、
10時‥‥0〜2歳児 100ml
3時‥‥3〜5歳児 170ml・0〜2歳児 100mlです。
という記事を見つけることができました。
これからすると、「80mlに減量した」というのが、信じがたい気がしますが、「厚生労働省が2002年から、公立保育園の牛乳給食料を1日平均200mlから80mlに減量しました」という主張の出典は、何だろうなと言うのが、相変わらず謎の状態でした。
posted by 麻野なぎ at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

2020年09月25日

クリエイティブ・コモンズにおける、「改変禁止」を考える

この記事のきっかけは、
https://creativecommons.jp/2020/06/22/%E5%AD%A6%E8%A1%93%E5%87%BA%E7%89%88%E7%89%A9%E3%82%92%E3%80%8C%E6%94%B9%E5%A4%89%E7%A6%81%E6%AD%A2%E3%80%8D%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%A7%E5%85%B1%E6%9C%89%E3%81%99%E3%82%8B/
(学術出版物を「改変禁止」ライセンスで共有することが不適切である理由)

を読んだことでした。
もともと、Web のほう、http://axis.blue/ では、一部の作品(創作)を、クリエイティブ・コモンズで公開していました。
で、最近、クリエイティブ・コモンズに再び興味が湧いてきましたので、このブログの冒頭にも、クリエイティブ・コモンズに関する記述を追加してみました。

実は、このブログは、最初(期間にして、約1日)は、CC BY-ND (表示 - 改変禁止)で公開しました。
が、上記のブログに触れ、ちょっと考えて、CC BY-SA (表示 - 継承)に変更したのでした(改変はOK)

Web のほうは、創作中心に、CC BY-SA(表示 - 継承)で公開していました。
これも、結構考えたのですが、
・もともと、「創作」なので、それ自体が事実を伝える意図を持ったものではない
・意に添わない「改変」であっても、オリジナルの表示は指定しているので、作者の意図はわかってもらえる
ということで、「改変OK」である、CC BY-SA で公開しました。

が、ブログでは、ある程度以上の「主張」を盛り込んでいるものですから、まず考えたのが、「この主張を曲げて伝えられるのは困る」ということでした。
ゆえに、ブログのほうは、CC BY-ND(表示 - 改変禁止)での公開を考えました。

そこでであったのが、冒頭のブログだったわけです。

------ 引用開始 -------
改変禁止ライセンス(CC BY-ND と CC BY-NC-ND)は作品を複製し、広めることを許可するが、いかなる方法でも、改良、リミックス、改変、翻訳、アップデートすることで派生物となるものを作成することを禁止する。簡単に言うと、人々はオリジナルから「派生した作品」や翻案を作成することができない。
------ 引用終了 -------

まず、「翻訳」が「改変」に含まれることは驚きだった。「改変」のイメージとして、主張する内容が変質することばかりを意識していましたが、同じ主張を違う形で伝えることも、「改変」なのだと気づかされた次第です。
そして、

------ 引用開始 -------
再利用者は、もととなる作品に加えられた変更を示し、もとの作品へのリンクを提供しなければならない。変更された資料を利用しようとする人は、これにより何が変更されたかを確認できるようになる。そして、その利用者がどの部分が元の作者によるもので、どの部分がもとの作品の作者ではなくそれを改変した利用者によるものなのかの判断が可能となる。
------ 引用終了 -------

という記述に至って、「意図を変えるような改変が行われたとしても、その内容は、明示される」ということに気づいたのでした。

ここに至って、ブログの記事であっても(私のブログにおいては) CC BY-SA での公開が適していると判断したわけです。

さて、つらつら書いてきましたが、「そんなにあれこれ考えたところで、このブログの記事が再利用されることなどあるのか?」という疑問があるかと思います。
まあ、その疑問は尤もというところかと思います。
が、このブログの記事が再利用されることがなかったとしても、クリエイティブ・コモンズの表示を行い、意思表示をすることは、大きな流れの中の小さなひとつの流れとして、それなりの意味はあるのだろうと思っています。
posted by 麻野なぎ at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 著作権の周辺

レビューするなら、せめて取説を読みましょう(とあるタイマのレビューを巡って)

先頃、amazon で、2時間(以上)が測れるタイマを購入しました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01DA2GXO6/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

ちょっとちゃちいかも? という印象はなくもないですが、使いやすいタイマです。
が、このタイマに関するレビューの内容として、よく書かれているのが、

・取説が英語で読めない
・キーを押し続けても、数字が自動的に増加「しない」
・一度設定した時間を覚えてないので、毎回競ってしなければならない

という点でした。
が、実はこれ、いずれも、誤ったレビューです。

・取説は最近よく見かける多言語対応のものです。
 箱から出した状態では、確かに英語の面が見えますが、中には日本語のページもあります。

・キーは3秒間押し続けると、それ以降数字が自動的に増加します。
(取説に記述あり)

・一度設定した時間(厳密には、スタートキーを押したときの時間)は、記憶しています。
 タイムアップして、0:00:00 の表示になった後、Clear キーを押すと、記憶した内容がまた表示されます。
(取説に記述あり)

いずれも、取説を読めば(見れば)わかる内容ではありますが、取説も見ないで、「この機能がない」と決めつけ、あまつさえ、レビューとして公にするというのは、やはり、問題かなと思うわけです。
しかも、大袈裟に言えば、商品の機能をおとしめているとも言えます。

ということで、ちょっと残念な思いをしたということで、書いてみました。
posted by 麻野なぎ at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

2019年02月03日

父の思い出 ―― まぁるいお月様雲の中

昨年9月に他界した父は、子供の頃こんな歌(?)を作っていたらしい。

まぁるいお月様雲の中
鎌倉八幡鳩ぽっぽ
ぽーんと鳴るのは花火かえ?(はなびだろうか?)
煙突掃除は真っ黒け
景色を眺める遠めがね
飛んだり跳ねたり雀の子
コケコと鶏鳴いている
留守家(るすえ)のじいさん、禿げ頭

それぞれの行でしりとりになっていて、最後の行が、また先頭の行につながる。
私自身子供の頃によく聞いて、未だに覚えている。
(私は、伝承しなかった)

ふと思い出し、覚えている間に、記録しておくことにした。

posted by 麻野なぎ at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感

誰のために化粧をするのか 〜『たどりつくまで』の思い

まず、自分自身の立場をいえば、私は「化粧は社会人女性のマナー(常識)」とは思っていない。
少なくとも必須ではないものと捉えている。
一方で、自分の意志で化粧をすることを否定することもないかとは思っている。
さて……。

2018年、資生堂CM騒動など、女性が「男性目線の社会で生きているという現状」が意識された年だった。
その中で、女性が化粧をするのは、男性の視線を意識するからだ――という、ありそうな考え方を否定した、「女性が、自分がなりたい姿になるためにするのが化粧」という考え方が、改めて――新たにではなく、改めて――表明される場面もあった。

今、ここで、知ったかぶりをして、「改めて」などと書いたが、私としてはこれは、「新しい」考え方だった。

話は変わるが、三浦しをんの『むかしのはなし』という作品がある(幻冬舎文庫・ISBN978-4-344-41095-4・初出は2005年)
収録作品の中にあるのが、『たどりつくまで』である。
地球の滅亡まで、3ヵ月と迫ったある日、既にほとんど人のいない街で、未だにタクシードライバーをしている主人公のタクシーにある女性が乗る。
その女性は、かなり大きな「美容整形」の最中である。(顔の半分が(この女性曰く)「工事中」。
彼女は問う。
「もうすぐみんな死ぬかもしれないってのに整形だなんて、馬鹿げていると思う?」
主人公は「いいえ」と答える。

そして、「私のまわりのひとはみんな、どうしてなのか知りたがったわ」と、
主人公はさらに答える。
「自分の身体を――自分で居心地のいいように作りかえるのに、どうして理由が必要なのが、私にはわかりませんね。整形と、ジョギングで身体を鍛えたり、腐った盲腸を切り取ったりするのとは、どこが違うんでしょう?」

正直に言えば、初めてこのお話を読んだとき、心に残るお話であるというのはそれとして、この会話には、「『そういう考え方』もある」という印象を持った。
しかしながら、冒頭書いた、「女性が(男性にこびを売るためではなく)自分がなりたい姿になるためにするのが化粧」という考え方は、まさに、2005年に既に書かれていた、この言葉に言い尽くされているのだと、2018年の昨年、やっと気づいたというのが、正直なところである。

最後に、このタクシードライバーの主人公。実は、「彼女」をとりまく、性のアイデンティティーにも、一ひねりがあったりする。
posted by 麻野なぎ at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ジェンダーをめぐる雑感

2018年10月26日

ひとりで男の部屋に行った女の子は、「覚悟」すべきなのか?

少々旧聞に属しますが、あるアイドルの部屋に行ったファンの女の子が、婬乱な行為をされたという事件がありました。
もちろん、それは犯罪ではあるのですが、その中で、「一人で男の部屋に行くというのは、女性のほうもそれなりの覚悟をしているのでは」という考え方もあったようです。
この記事は、やはり、それは、男性の側の思い込みなのではないかなという、そういう記事になります。

まず、この記事を書いている、2018年10月の時点では、「恋愛対象は異性である」という人の比率が(是非ではなくて)高いということは書いておきます。
さらに、性に関する話題を述べる際に、性に関する感じ方という点では、男女間で、大きな不平衡があるという点を指摘しておきます。
例えば、女性にとって、向こうから歩いてきた男性に突然身体を触られるということは、恐怖、あるいは嫌悪の対象です。
一方、男性にとって、向こうから歩いてきた女性に突然身体を触られるということは、それほど嫌悪の対象ではありません。
人によっては、「ラッキー」という反応をするかもしれません。

この記事を書いている、今の時点で、こういう背景を意識したとすると……。

女性が男性を見る視点として、「親密度」と「(ここまでなら接近されても良いという)距離感」というものがある気がします。
女性が、初対面の(=見ず知らず)の男性を見る場合、おそらくその男性は、「確率的には自分に対して何もしない可能性が高いけれど、もしかして、いきなり痴漢をしてくる可能性がある人物」と見えるはずです。
多くの男性にとって不本意かもしれませんが、世間で痴漢犯罪がそれなりにあり、かつ、置換の加害者が外観で区別できない以上、「目の前の(未知の)男性は痴漢かもしれない」という判断は、当然といます。

このレベルで、
親密度=赤の他人
距離感=身体が触れる範囲に入るな
でしょう。

単なる通りすがりではなく、仕事で縁があったり、上記のようにファンだったりすると(というか、ファンになる途上で)この男性に対する知識が増加します。
そこで、もしも、「ああ、この男性は、いきなり痴漢したりしない人のようだ」という理解ができれば、次のレベルに進み。
親密度=素性をある程度知った人
距離感=日常会話をするレベルまで接近してもOK
かと思います。

もちろん、男性に対する知識が増加する局面で、「この人は痴漢する人かもしれない」と思えば、「距離感=身体が触れる範囲に入るな」のままでしょう。

こういうわけで、おそらく、女性は男性と対峙した場合に、未知の男性は痴漢である可能性を排除できない。と考えると思います。
そして、(確かに、比率としては痴漢をしない男性のほうが多いので)やがて、「この人は痴漢をしない人のようだ」と判断できた時点で、距離感を狭めることができるのです。ただ、この時点で注意しておかなければならないのは、親密度のほうは、それほど変化してない(未知の人がある程度少知った人になる程度)ことです。

男性を考えてみましょう。
上述の通り、2018年10月の段階では、多くの男性が、女性に襲われるとは考えていません。
だから、男性の女性に対する支点は、ほぼ、親密度のみであると考えて良いと思います。
つまり、男性が女性を見た場合、「親密であれば距離も狭まる」と認識します。

ここで、「男性の部屋に行くなら……」に対する、意識の差が発生します。
女性が、「男性の部屋に行く」のは、(あるいは、親しく話すようになるとか)、必ずしも、男性に対して親密になったからということを意味しません。
それどころか、「この人は痴漢をしない人のようだ」という判断に寄っている可能性が高いと思われます。

一方で、男性から見れば、「親密度」しか要素がないので、「女性が最近話しかけてくれるようになった(部屋に来てくれた)=自分に対して、好意を持ってくれた」と誤解しがちです。
ですので、女性が、「自分に対してよくしてくれた」と思い込んで、一方的なストーカーになったりという場面もあるのだと思います。

この点、やはり、男女間の感じ方の不平衡があると思うわけですし、男性としては、一方的な思い込みで女性に言い寄るというのも、もってのほかと、そうなると思います。

【追記・自分はゲイであるというカミングアウト】

さて、冒頭、「2018年10月の時点では……」などと書きました。
今の時点では、「恋愛対象は異性」という人が多いのは、おそらく確かなのだけれど、それでも、「自分はゲイである」というカミングアウトが話題になったりします。
さて、これに関連して、「自分(男性)の知り合い(これも男性)が、ゲイだった。怖い」のような意見が、たまに見られるわけです。
※白状すれば、私自身も、知り合いがカミングアウトしたら、そう感じたかもと思います。

でも、これは、二重の意味で間違いであるし、失礼です。

まず、現在多数を占める「恋愛対象は異性」という人の多くが、四六時中恋愛の(または、性的な)ことを考えているわけではありません。
私自身、仕事中に女性と話をしても、そのたびに、性的なまなざしで相手を見るなんていうことはないわけです。(一生を通じて一度もないとはいないかもしれない)
また、恋愛対象という意味では、誰しもが選ぶ権利はあり、目に付く異性をことごとく性的なまなざしで見るということも、ないわけです。(おそらく)

だから、当然のことながら、友人がゲイだったとして、男性である自分を「性的なまなざしみる」可能性は少ないわけで、いきなり、「怖い」はないはずです。

が、一方で、これは、女性が男性一般に対して抱いている恐怖でもあるということを感じた次第です。
上述しましたが、可能性だけの問題でいえば、目の前の男性が(女性である)自分を性的なまなざしで見ているという頻度は、そんなに多くはないはずです。
が、可能性として存在する以上、「現に目の前にいる男性が自分を性的なまなざしで見ているのではないか」あるいは、「実際痴漢してくるのではないか」という恐怖はあると思います。
そして、男性がそれを感じなかったのは、従来は、「女性に(男性である)自分が性的なまなざしで見られても、よしんば痴女であっても問題ない」という認識からです。
だから、「ゲイである」というカミングアウトによって、「この男性に(男性である)自分が性的なまなざしで見られる『可能性』がある。実際痴漢してくるのではないか」という認識で、初めて、「恐怖」を感じることができたのでしょう。
posted by 麻野なぎ at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ジェンダーをめぐる雑感