2014年05月10日

ご飯一杯が角砂糖14個分でもいいじゃないかい?

最近、炭水化物が目の敵にされている節がある。
そして、炭水化物の重量をもとに、「××には、角砂糖××分のカロリーが」云々という話もよく見かける。

はては、ご飯には角砂糖14個(諸説あったりするのが何とも)が「含まれる」ていて、まるで、カロリーの塊ダイエットの大敵という話にまで膨らんでいる。
確かに、角砂糖14個が並んでいると、ちょっと困るかもしれない。これは、「大袈裟な数字を出して、主張を際立たせる」というよくある手法ではあるが。

ただ、考えなければならないのは、カロリーも炭水化物も、過剰摂取は害になっても、本来必要なものであるという点である。
たとえば、ダイエットが気になりそうな、18-29歳女性の、平均的な基礎代謝は 1120kcal であり、「静的な生活をしている」場合は、その1.5倍の、1680kcal が平均的な1日の所要カロリーとされる。
https://www.med.or.jp/forest/health/eat/01.html
(日本医師会)

さて、角砂糖のカロリーは387kcal/100g ということである( http://slism.jp/calorie/103008/ カロリーSlism)
だから、上記「静的な生活をしている18-29歳女性」の1日所要カロリーをまかなうためには、1680÷387×100=434g が必要になる。
ということで、1個4g の角砂糖が 108.5個必要ということになる。

もともと「ご飯」というのは、主食であり、一日の所要エネルギーを確保するためのものである。
角砂糖108.5個をまかなうために、14個分のカロリーを3回(+状況によりおかわり)採るのがどれほどの問題なのだろうか?

ご飯は角砂糖換算14個で驚く前に、そもそも、一日に角砂糖108個分のカロリーが必要だというのを認識する必要があるということだろう。

もっとも、「甘い」清涼飲料も、カロリー換算で、14個くらいの角砂糖が含まれるということになる(500ml のコーラなど)
これなど、確かに、8本で一日の所要カロリーを突破してしまう。
その意味では(そもそも、こちらは嗜好品なのだから)清涼飲料水の飲み過ぎには注意しましょうということになる。

ただ、こちらも、角砂糖14個で驚くのではなく、単に、所要カロリーが2000kcal も必要ないのに、252kcal(コカコーラ 500ml)ものカロリーを、8本分も飲んだらアウトというだけのことなのだが。

posted by 麻野なぎ at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感