2015年10月20日

WG-S30では、4月始まりのスケジュールを作成できない

-------------- 2015/10/30 追記しました。(2)
改めて Web ( http://www.sharp.co.jp/enote/special/schedule/ )を確認すると、

> 1冊のスケジュール帳で作成できる期間は、最大で約1年間です。

なるほど、「約一年」だから、嘘はついていないわけですね。
なんだかな〜 な仕様ではありますけど、

-------------- 2015/10/30 追記しました。

追加情報がありました。

それによると、

・週間スケジュールは、「最大52週」しか作成できない。
・ただし、1月始まりの時は「(特別に)52週を越えて」作成できる

という仕様だそうです。
え?

1年は365日(または、366日)です。
つまり、52週間と1日(または、52週間と2日)です。
どうあがいても、1年間の日数を含む週間スケジュール帳は作成できません。
(1月始まりは除く)

この下で試した、4月始まりのスケジュールも、作成できたのは、3/30 - 翌年 3/27 のスケジュール帳でしたから、(もともと意図した、4/1 - 3/31 という以前に)1年分の日数が入ってないのがわかります。

どこから、「最大52週間」という仕様が出てきたのか、実に不思議です。
しかも、この仕様で、1月始まりのスケジュールを作ろうとしたら、「作成できなかった」ので、1月始まりだけは、最大52週間の制限を外したのでしょう。

これはこれで、とっても不安です。
ソフトの世界では、「特別な処理をするということは、何かが間違っている可能性が高い」と言われます。
1月だけ特別な処理をする必要があるということは、

・1月だけ特別な事情がある
・そもそも仕様が間違っている

のどちらかなのですが、「いいや、とりあえず、1月始まりのスケジュールが作成できれば」という安直な修正があったとすれば、そのソフト開発の品質はどうなの? という気になってしまう場面であります。

では、Max 53週で問題は解決するでしょうか?
実は、

・最初の日が日曜日で、
・スケジュールの中に 2/29 を含む

というケースが最悪で、54週間を要します。

具体的には、1月始まりだと 2068/1/1 - 2068/12/31 がそれに該当します。
この間のスケジュール帳は、54ページ分が「作成可能」です。

4月始まりだと 2035/4/1 - 2036/3/31 がそれに該当します。
この間のスケジュール帳は、54ページ分が必要ですが、「作成不可」です。
無理に作成しても、2035/4/1 - 2036/3/23 までの 52ページしかできません。
2035年度は、まだ、1週間残っているのにです。
------------------ ここまで追記 -------------------------------------

さて、シャープの電子ノート WG-S30 を入手しました。
一つの機能として、「スケジュール機能」があります。
これは、「開始日と終了日を指定して(ただし、最大で1年分)スケジュール帳を作ることができる」機能です。
が、ちょっと変?

入手したのが、10/16 でした。
スケジュール帳を作ろうかなと思い立ち、まだ10月ということで、最近増えてきた「4月始まりのスケジュール帳」を作ろうとしたのですが。

・1週間フォームを選んで、
・開始日を 2015/4/1 とする(直前の月曜日 2015/3/30 が開始日になりました)
・終了日を 2016/3/31 とする(直後の日曜日 2016/4/3 を終了日にしようとしたようです)
・日数がオーバーして作成不可

でした。
(結局 終了日は、16/3/27 で、52ページ分のスケジュール帳を作成しました)

思い立って、
・開始日 15/1/1(実際には 14/12/29)
・終了日 15/12/31 (実際には 16/1/3)
という設定では無事に作成できました(53ページ分)

なぞです。
いずれも、日数は 371日。できあがるはずの スケジュール帳に含まれるのは53ページ。

なぜ、4月始まりだと、1年分のスケジュール帳が作成できないのでしょうか?

※ちなみに、1日=1ページのフォームだと、問題なく作成できました。
posted by 麻野なぎ at 12:50| Comment(0) | 周辺機器のあれこれ

WG-S30のお供。ChainLP

先日発売された、シャープの電子ノート WG-S30 を入手しました。
「これ欲しい」と思っていたところ、シャープさん(のショップ)のモニタ募集を知り、普通に買うよりは少々安く入手することができました……というのが、基本的な立場です。

で、そうなると、本体のあれこれをレビューしたくなるのですが、それは、しばらくおくとして、「お供」とも呼べるソフト、ChainLPを紹介させていただきたいと思います。

http://no722.cocolog-nifty.com/blog/chainlp/ です。

WG-S30 の「お供」としては、

1) WG-S30 から書き出したノート(1ページ=1画像ファイル)を、PDF や EPUBにまとめることができる
※EPUB は、電子書籍リーダーで読めます。

2) 青空文庫(または、その形で作ったテキストファイル)を、画像ファイル(1ページ=1画像ファイル)を経由して、ノートとして WG-S30に取り込むことができる。

という用途に使用できます。

特にテキストを読み込みのに、フォント・フォントサイズ・画面サイズ(直接 600×700ドットで指定可能)が指定できますので、かなり良い感じに仕上がると思います。

一点問題があるのは、ChainLPの画像出力は、BPM に対応していないという点です。
これも、純正の「SHARP電子ノートユーティリティ」を併用することで、対応可能です。
(このユーティリティを使うと、JPEG からでも、ノートを作成できます)

まずは、ご紹介まで。
posted by 麻野なぎ at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器のあれこれ