2021年12月08日

スマートエッグ(キングジム)を使って、外出先からエアコンをONしてみる

メーカー(キングジム)では、既に「販売停止」している、スマートエッグ(EG10・メーカーのサイトでは、9,800円+消費税)が、2,000円以下で売りに出されているのを発見し、勢いで買ってしまいました。
その後ちょっと後悔したこともあったのですが、自宅にあるエアコンのスイッチをを外出先から入れるというのを実現することができましたので、そのあたりをあれこれ書いています。

最終的には、
・スマートエッグ
・Andoroid のスマホ
・IOS のタブレット
・IFTTT pro のサービス
と、これだけ経由しての実現でした。

【発端】
冒頭に書きましたが、スマートエッグが大変に安価で売りに出ていたのがすべての始まりでした。
メーカーのサイトを調べて、「既に販売していない」のは確認できましたが、まあ、動作はするでしょう……と、勢いで買ってしまいました。

【いくつかの後悔】
勢いで買ってしまいましたものには、やはり、後悔がつきものです。
今回の後悔はふたつ

その1……我が家にリモコンが(そんなに多くは)ない
まあ、このあたりは本来なら、自分がスマートエッグを買ってどう使うのか? 何がうれしいのか? をまず検討すべきだったのですが、なんとなく勢いで買ってしまって、製品が来てから、我が家には普段使っているリモコンが、
・オーディオのリモコン
・エアコンのリモコン
の2個しかないのに気づきます。2個しかないので、リモコンもいつもいる机のサイドに並んでいます。そもそも、リモコンを探すようなシチュエーションにはならない。
でも、さらに探してみると
・天井灯が2個(ただし、リモコンは使ってない)
・扇風機が1個(季節外れ・あと、スマートエッグの赤外線が「上方」にしか行かないので、使えない可能性高い)
を探しだし、結局合計5のリモコンを登録したのでした。

その2……Android のアプリはバッテリーを結構消費する。
これはちょっと「あれ」でした。
スマートエッグの専用アプリAICOがバッテリーを結構消費します。
いや、アプリとしてのバッテリー消費は異常なほど多くはないのですが、常時(使ってないときもバックグラウンドで)スマートエッグと接続しているため、Bluetooth まわりの電源を結構消費するようです。ですので、「スタンバイ」になることがないのですね。
これは、「必要なときだけ起動し、使い終わったら『強制終了』」という方針でまずは乗り越えました。

【ちょっと使ってみる】
まあ、上述のように「リモコンをまとめる」こと自体には余りメリットがありませんでした。(私の場合)
それでも、捨てるのももったいないので、まずは、「タイマー」を使ってみました。
朝、決まった時間にオーディオ(実質ラジオ)の電源を入れ、朝食時間の制限(次の準備に移るとき)に、電源を切るというのを平日限定で動作させてみました。
(電源を入れるのと、電源を切るのは別のタイマーです)
これは、アプリが動作していなくても、スマートエッグ単体で動作するので、まあ、便利でした。
特に、電源を入れる方は、「手で電源スイッチを押しても変わらない」のですが、切る方は、「ある時間になったら切りたい」ので、十分実用的でした。

【IOSがあるじゃん】
ここまでいじって、まあ、オーディオ用のタイマとして使うか……と思ったのですが、専用アプリは、IOS用にも準備されています。
そして、我が家には、ほとんど使ってない iPod があったのです。
こっちは、そもそもが電池の持ちもかなりいいし、こっちに、専用アプリをインストールすれば使えるのではないか? と思って、まずは実行。

IOSのアプリはインストールできたのですが、「誰かが使っているので、スマートエッグのパスワードを入れろ」と。
いや、Andoroid でパスワード設定してないし(そもそも、なぜか、「できない」し)
と、悩んで、まあ、スマートエッグをリセットすれば、なんとかなるかなと思い……。
と、リセット用に「細長いなにか」がいるのですが、手元にある、ペン先の長い「モノグラフライト」でも足りない。
リセットできない。
ということで、電池の蓋を外し、電池をドライバーでショートさせて、なんとかリセットができました。

その後、(リモコンの設定も、タイマーの設定も全部消えたので)再度登録を実施。
なんか、IOS版のアプリの方が、Andoroid 版よりも若干高機能なようでした。
それに、IOS版は、アプリを閉じるとスマートエッグとの接続もちゃんと切れました。

【IFTTT との接続】
で、IOS版では、「拡張機能」として、IFTTT との設定がありました。
ついでに、ID と パスワードの設定も、「正常に」できました。
確かに、IFTTT の that メニューには、AICO があったのですが、IOS版でなければもしかしてつながらないのか?

で、IFTTT と接続できた時点で、ひらめきます。「あの夢が叶うのではないか?」
というのも、現在一人暮らしをしており、帰ってくると部屋が寒いのであります。で、退社するときにエアコンの電源を入れたいと、そういう夢がありました。
一時、スマートリモコンを探したことがありましたが、気がつけば、ここに、IFTTT とつながったスマートリモコンがあるではないですか。

【エアコン遠隔ONに向けて
結果的に、非常に幸運だったのは、スマホ(もちろん、持ち歩く)とタブレット(余り使わないし、いつも自宅においてある)のふたつが揃っていたことです。
スマートエッグは、Bluetooth 接続であり、単独では、インターネットには接続できません。
ですので、いつも自宅にあるタブレットがなければ、そもそも、遠隔操作できなかったわけです。

ここで、Andoroi の Button(IFTTT の this) → IOS の AICO(IFTTT の that)で、「ボタンを押すとエアコンを入れる」が可能になったのでした。
が、そこは、せっかく IFTTT pro のアカウントを持っているので、クエリーとか、フィルターとか使ってみました。

まず、スマートエッグでエアコンの電源ONは、それ単独ではスイッチが存在せず、「xx度の設定にして動作」しかありません。
そこで、暖房は、「22℃設定でON(こっちは確実)」冷房は、「28℃設定でON(こっちは、冷房になってくるれるかどうか、現時点では不明)」と分けることにしました。
IFTTT では、それぞれが、別々の that になりますので、that は2個になります。
IFTTT のクエリーで Weather Underground から現在温度を取得して、低ければ暖房、高ければ冷房、その間なら、「ボタンが押されてもエアコンは動かさない」としました。

さらに、自宅周辺(多くは会社から帰るとき)に、エアコンをONしたいわけですが、もしも、遙か彼方に(例えば実家)にいるときに、エアコンONするのは避けなければなりません。
まあ、帰省するときに、スマートエッグを隔離するのはやりますが。
しかも、なぜか、IFTTT 経由の「エアコンON」は、ほぼまちがいなく成功するのですが(かつ、エアコンが動作していなくても「寒い」くらいで実害はない)OFFのほうは、大抵失敗します。(時々成功する)
というわけで、安全装置として、「自宅から離れているときには、エアコンをどうさせない」とfilter を書きました。
幸い、IFTTT のボタンは、ボタンを押したときの緯度・経度を持っているので、これを元に、「自宅周辺の緯度経度でなければ、処理をスキップ」しました。

というわけで、紆余曲折を経て、外部からのエアコン電源投入(しかも、うまくできていれば、「冷房」「暖房」「不要」の自動判断つき)ができたわけであります。
posted by 麻野なぎ at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器のあれこれ