2022年05月07日

RealForce にしました(キーボード)

やっと、念願が叶ってキーボードを RealForce (R3HC22)にしました。
それを記念して(?)かつ、キーボードの練習を兼ねて記事を書いてみたいと思います。

【直前に使用していたキーボード】

ここまで、ロジクールの K810を使っていました。このブログの記事を見ても、2013年の4月頃に買っているので、ほとんど10年を過ごしたことになります。
実際に、K810を買ったときには、「人生最後のキーボード」という思いもありました。
当時は、高速タイピングを意識してキーストロークの短いキーボードを探していました。実際、K810はパンタグラフ式としては、非常によくできたキーボードで十分満足していました。
ストロークは短く、クリック感は必要十分ということで、また、どのようにキーを押しても問題なく反応するということで非常に満足のゆくキーボードでした。

私の感覚としては、結構キーボードをコントロールできていて、パンタグラフ式のK810でも、いわゆる「底付き」をすることはほとんどありませんでした。
が、最近、加齢とともになのか、K810ではたまに底付きをします。しかも、その時には指に結構な衝撃が走ります。
思えば、ここ数年は、腱鞘炎のような症状や、ばね指の症状が定期的に出ていました。
ここに来て、(タイピングのフィーリングは悪くないものの)短いストロークは自分にとって限界かとストロークの長いキーボードを物色していました。

【HHKB vs realforce】

一時、HHKB の Lite2 を使っていたことがあって、まず考えたのは、HHKB と Professional でした。
HHKB の特徴としては、キーボードのレイアウトとタイプのしやすさがあげられる気がするのですが、Lite2は、こと、タイプのしやすさという点では、(個人的には)落第点でした。
これが、K810につながるキーボード遍歴につながっているわけですが、後で知った、HHKB Lite2 の アクチュエーションポイントが 2.4mm だったということがひとつのトラウマとなりました。
というのも、「長いストローク」と「高速タイピング」は、当初、私の中では相容れないものと認識されていました。長いストロークではキーを押し込むまでに時間が掛かる。ゆえに、高速タイピングはできない……と。
そう思いつつも、いろいろ調べるうちに、「アクチュエーションポイント」という考え方があって、全ストロークは長くても、入力までのストローが短ければ、長いストロークと高速タイピングは両立できると思い立ったのでした。
そこで、HHKBのアクチュエーションポイントを問い合わせてみると、0.5mm〜3.3mmの間という回答がありました。えらくばらついているなという感覚はありましたが、先の、Lite2 のトラウマである、2.4mmよりも長いかもしれないということで、HHKBは見合わせました。

そうすると、あとは、(HHKBと同じメカニズムの)realforceシリーズということになります。

【R2 vs R3】

そこで、realfoce シリーズを当たってみると、今は(かなり前から?)R3になっていることがわかりました。
そして、思い出したのですが、以前realforceシリーズを探したときには、スペースバーが長すぎたことを思い出しました(日本語配列の話です)
スペースバーが長いこと、それ自体は問題ではないのですが、そのあおりをくらって、変換キーが右に移動しすぎているのが問題でした。というのも、私は日本語入力の際(変換操作自体はスペースバーですが)変換キーをかなり多用するような運用をしているのです。
ホームポジションに手を置くという前提で、私の場合、変換キーはM と N の間がベストです。
が、以前みたrealforceは、(R2ですね)変換キーがほとんど、コンマキーの下にあります。これでは、普通にタイプできないです(私の場合)

それが、R3では、Mキーの下に来ていて、許容範囲になったのです(まだ、時々、変換と間違えてスペースバーをたたきますが、頻度は少ないです)
APC で、アクチュエーションポイントを最短だと0.8mmに設定できるということで、ここで、ralforce R3 に決まりました。

あとは、私の場合、日本語配列で、テンキーレスは決まりでした。
色は、これまで黒が好みだったのですが、「ピュアホワイト(アイボリーではない)」に引かれて、白にしました。

これで、ようやく、(きっと)人生最後のキーボードが決まりました。

【使ってみて】

まず、目玉のAPCですが、基本 0.8mm にすると、今のところ他のキーに指が当たっていて、(見かけ上)誤入力が発生します。
ということで、1.5mmを基本にしました。
スペースバーは、ちょっと力が要るので、0.8mm。シフトなどは、2.2mm。あと、使っているうちに、(ホームポジションには指を置いていることが多いというのに気づいて)ホームポジションのキーは、2.2mm にしました。

結局のところ、かなり深く押し込んで切る木はしますし、そこそこ、底付きもします。
が、K810の時に比べて、タイピングスピードは落ちていないですね。長いストロークのキーボードでも、高速タイピング(当社比)ができるのは意外でした。
あと、打ち間違いは減っている気がします。

ということで、キーボードを変えてみましたというご報告でございました。
posted by 麻野なぎ at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器のあれこれ
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