いえ、タイトルはちょっと過激につけてみましたが、それほどのものではありませんので、はい。
一般的に、Twitter を「使っている」立場のイメージは、
・気楽なつぶやきを投稿
・気に入った人があれば、フォローする。
・そうすると、フォローした人のつぶやきが「飛び込んで」くる。
・そうして、自分と、フォローした人たちのつぶやきが、「タイムライン」を流れていってしまう。。
こんなところだと思います。
さて、実は、自分の「つぶやき」が、かなり長い間保存されていて、しかも、だれにでも――Twitter のアカウントを持っていない人であっても――見られるということを、意識する機会は少ないのではないでしょうか?
実際、buzztter で検索することも可能ですし、google の検索にも引っかかります。
(自分で、検索することできます)
通常のブログであれば、ユーザーサイドでも、「書かれたものは消さない限り、保存・公開される」というのが、意識できる構造になっています。
一方で、Twitter は、「タイムライン」を見る限り、つぶやきは、どんどん流れていってしまう――と、そう感じられるのが、もしかしたら、その「つぶやき」が、永く・広く公開されてしまっているというのを、意識しにくい形になっているのではないかと、思うわけです。
※ただし、「自分のつぶやきを公開しない」設定であれば、一般的な検索には引っかかりません。
既に、「自宅を留守にします」とつぶやいたら、泥棒に入られたという事件も発生していますが、
http://www.ideaxidea.com/archives/2009/06/twitter_robery.html
もしかしたら、Twitter というのは、その、「感じ方」と「波及効果」の間に、かなりのギャップがあるのかもしれません。
【ここから、若干技術的なお話】
技術的には、「どんなデータを使うか」ということと、「そのデータをどう見せるか」というのは、個別に考えることです。
データは同じものであっても、どう見せるかで、掲示板のように見えたり、Twitter のように見えたりするわけです。
実際、技術的にいえば、Twitter に対して行われた「つぶやき」は、決して、「飛び込んで」は来ません。
自分が、フォローしている人のリストを頼りに(自動的にですが)読み込んでいるだけです。
だから、Twitter の方から見ると、ポストされるより、タイムラインを「読む」ことの方が、負荷がかかります。
ですから、多くの人にフォローされても、案外、システム的には平気なのですが、多くの人をフォローすると、システム的に結構きついことになります。(なので、フォローする数は制限がある)
このあたり、「どう見せるか」という点をよく考えられたシステムだと思います。
ただ、通常のユーザーサイドの感じ方を超えた、検索が可能なところは、若干、疑問を感じないでもありません。
2010年04月30日
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