2010年05月14日

深夜のメールは「マナー違反」だという説

深夜のメールは「マナー違反」といわれたが?

こんな質問が上がっているのをみて、回答してみたのだけれど……。
ほかの回答をみると、携帯電話でメールに対して着信音が鳴るのが迷惑だから……という発想らしい。

しかしながら、もともとインターネットや、かつての、パソコン通信にしても、メールというのは、いつでも好きなときに送信できて、いつでも好きなときにそれを読むことができるというメディアだったのではなかったか。

それが、携帯電話によるメールが浸透してきて、どうも、メールに即時性(というか、即応性)が求められてきている気がする。
それでも、携帯電話でメールが使えるようになったときには、既に電子メールというものは存在して、使われていた。そして、携帯電話から、インターネットへの接続性を確保したという歴史の流れを考えるなら、既に使用されていた「文化」を尊重すべきではあったかと思う。

それにしても、携帯電話から入って、自分の使い方に沿わなければ、その時点で「マナー違反」という言葉が出てくるのも、いかがなものかなと思う。「自分にとっては迷惑だから配慮を求める」というのと、「マナー違反だ」というのは、基準としてずいぶんと異なるのだし、かなり広い範囲を把握しなければ、「マナー違反」という表現は、(本来)難しい。

さて、ここまで考えて、なぜ、そもそもメール着信に、「着信音」が存在するのかと考えた。通話であれば、確かに着信音は必要で、着信音が鳴れば、すぐに出るか、少なくとも相手先を確認しなければならい。そして、だからこそ、「通話」に対しては、深夜は遠慮しろとか、受ける方も、必要に応じてマナーモードにせよとか、それこそ、「マナー」と考えられるようなことがある。

一方、メールに対して、着信音が鳴ったから、即メールを見るという行動がどの程度一般的なのだろう。「仕事の関係でメールを携帯電話に転送している」人だって、まさか、お客様と商談中に、「ちょっと失礼」という行為はしないだろう。
結局、移動中だとか、商談の間だとか、「自分で確保できた時間」のなかでメールを読むことになる。

だったら、多分、メールに対しては本来着信音は不要なのだ。
では、なぜ、「深夜のメールはマナー違反」といわれるほど、みなが、メールに対して着信音を設定しているのだろう。
かくいう私も、しばらくはメール着信音を設定していた。
それがあまりうるさいので、着信音を「無音」にして、そして、家族とアラーム的に使っているメールについては、個別設定でそれぞれ別々の着信音を設定している。

もしかしたら、携帯電話の初期状態でメール着信音が鳴るように設定されているのが大きな要因かもしれない。
さらにいえば、メール着信音の初期状態が、「通話の着信音と同じ」に設定されているケースもあった。
確かに、夜中、通話と同じ着信音で飛び起きれば、何のことはないメールだったというのは迷惑な話だろう。
でも、その、メール着信音、そもそも必要ですか?
posted by 麻野なぎ at 12:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感
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