本来、ATOKの変換動作を経由した、入力時に気楽に(意味などを)調べられるという用途で提供されているもので、その意図からすれば、それは納得のいくものではある。
ところで、一太郎には、「ソプラウインドウ」という機能がある。本来、これも一太郎の文書にある語句なり文なりを、外部とやりとりするためのアプリケーションらしい。
このアプリケーションに、「辞書引き」という機能があり、これを経由して、ATOK辞書を引くことができる。
(ただし、ATOKは必要です)

※ WikiPedia も検索可能です。
私はこれを、「一太郎2013玄」の体験版を通じて知ったわけであるが、昨日、「体験版」は使用期限を迎え、現在使用不能の状態である。
ところが、ソプラウインドウは、単独で使用可能な状態にある。
一太郎(体験版)をアンインストールした状態で、ソプラウインドウを使用するのは、一筋縄ではいかないようだ。
というわけで、(既に使えなくなった)一太郎を丸ごと残しながら、ATOKの辞書引きができるという状態になっている。
これはこれでおもしろいと思う。
(というか、ATOKに付属させてほしいアプリケーションではある)
ソプラウインドウの場所
C:\Program Files (x86)\JustSystems\SOPLA\JSSOPLA.EXE (64bit)
C:\Program Files\JustSystems\SOPLA\JSSOPLA.EXE (32bit)
ついでに、「感太」である。
「感太」の評判はどうも芳しくはないようだ。
しかし、私はかなり気に入っている。
※感太単体で、1,000円前後だったら、間違いなく買っている。
写真付きで「言葉」が並ぶ様子は、辞書を拾い読みするのに似た楽しみがある。
そして、これも、一太郎体験版が使えなくなった後も、単独で動くようだ。
(ただし、もともとが体験版なので、写真は解像度が低めの、JustSystem のすかし入りではあある)
感太の場所
C:\Program Files (x86)\Common Files\Justsystem\Kanta\JSKANTA.EXE (64bit)
C:\Program Files\Common Files\Justsystem\Kanta\JSKANTA.EXE (32bit)
ただ、単独で動かした、「感太」には大きな制約がある。
ソプラウインドウとの連携ができないのである。
具体的には、「感太」の「辞書引き」機能は使用できない。
(もちろん、ソプラウインドウに、自分で言葉を入力すれば、辞書引き可能)
「一太郎2013玄」自体は、かなり良いと思った。
特に、文章を練りながら作っていくには、雰囲気が良い気がする。
が、私が使用しているメインマシン(ATOM 1.6G だったりする)では、動作が重すぎた。
なので、今回購入は断念した次第である。